ANFO 装填機
ANFO装填機は圧気を利用してANFO爆薬(ネオアンホ®)を装薬孔へ装填する装置です。装填ホースを持ちながら、無線スイッチによる遠隔操作が一人でできますので、トンネル発破におけるANFO装填に適しております。ANFO装填機は最も普及した機械装填方式として認知されております。
ANFO 装填の優位性
安全性
- 切羽から離れて(1~2m)の装薬が可能で、切羽密着時間が短縮されます。アイデット(導火管付き雷管)の使用により、静電気や漏洩電流等に対しても安全です。
作業性
- 装薬時間、結線時間が短縮され、サイクルタイム短縮が期待されます。また機械装填により、突き押し、踏前孔によるしゃがみこみ作業等の作業者の負担が軽減されます。
取扱性
ANFO 装填機の特徴
装填機全景 AL250
装填機搭載状況2t車
- 容器本体、バルブ、連結具などの金具にはステンレスを採用していますので、高湿度の環境でANFOが付着しても腐食の心配は軽減されます。
- 作業の効率を考えて、装填ホースは2本設置しています。計装系は空気圧のみによる制御をおこない、全体構造もシンプルに設計されておりますので、メンテナンスが容易です。
- エアーブロー及びANFO 装填スイッチはボタンによる無線定量装薬式で簡単かつ、誤操作を起こしにくい構造になっております。

AL250
装填機寸法および仕様
寸法(縦×横×高さ) |
重量 |
ANFO容量 |
圧気消費量 |
1100×1700×1840 (mm) |
350kg |
200kg |
1.5~3m3/分 |
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