EDD®(WP) (電子遅延式電気雷管)
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EDD®(WP) (電子遅延式電気雷管)


EDD®(WP)は、制御発破用の電子雷管で、明かり発破の制御用と卜ンネルのスム一スブラスティング発破用の2種類があります。従来のEDD®とは異なり、現場でも点火秒時を設定できるようになりました。
EDD®(SP)(電子遅延式電気雷管)

明かり発破用(A-BIOS工法)


事前に単発発破の振動を計測し、A-BIOSで解析した最適起爆秒時で出荷しますが、現場でも発破場所や保安物件に応じて起爆秒時を変更することもできます。

EDD®(WP)(電子遅延式電気雷管)


実施例


通常発破(MS雷気雷管)とEDD®の秒時問隔40msの変位速度(鉛直振動)の比較例です。

通常発破(MS雷気雷管)とEDD®の秒時問隔40msの変位速度(鉛直振動)の比較例です。

※A-BIOS:振動の波形を任意の秒時で重ね合わせ、振動が最小となる秒時間隔を求める方法

SB(スムースブラスティング)発破用


SB(スムースブラスティング)発破用

高い斉発精度によって、発破孔間を結ぶ破断予定面上に引張応力を集中させて平滑な掘削面を実現し、地山の損傷領域を最小にして坑内の安全性を高め、余掘りの低減が可能になります。
SB発破用の基準秒時は3秒で、脚線長は3.9mです。

SB発破のノミ跡の例

SB発破の孔間隔、最小抵抗線の目安

  電気雷管 EDD®
硬岩 中硬岩 硬岩 中硬岩
孔間隔(cm) 55〜65 60〜70 70〜80 80〜90
抵抗線(cm) 65〜80 75〜90 80〜90 90〜100

余掘り量の比較の例


仕様等


最小設定秒時 1ms
設定秒時 100ms〜10秒
抵抗 21.1Ω/本(脚線長:4.5m)
最大設定段数 200段
長さ 121mm
直径 最小:8.4mm、最大:11.5mm

包装一覧

商品名 脚線長
(m)
入数
(個)
小箱(ボール箱) 包装寸法
入数
(個)
箱数
(個)
総重量
(kg)
ダンボールサイズ
縦×横×高さ(mm)
EDD®(WP) 明かり発破用 4.5 250 25 10 14 335×560×125
6.0 200 10 20 18 335×560×165
7.5 100 10 10 11 335×560×125
EDD®(WP) SB発破用 3.9 400 20 20 21 335×560×205


使用機器


点火するための専用点火器(発破器)と、雷子回路及び白金線の抵抗確認、点火秒時の確認及び設定用に使用する専用チェッ力一、結線本数確認用の結線カウンタ一(テスタ一)が必要です。

機器名 仕様等
専用点火器 KJ-200
専用点火器
最大点火数:200発
電源:単一アル力リ乾電池X12本
充電電圧:約3,730V
寸法:284X424X277mm
重量:約14kg
専用チエツ力一 KJC-10
専用チェッ力ー
最大検査数:10発
電源:単一アル力リ乾電池X8本
検査電流:300mA(電子回路検査雷流)
     10mA(白金線検査電流)
寸法:350X430X133mm
重量:約5.5kg
併用点火器 KJW-100/300
併用点火器
最大点火数:EDD®(WP)・・・100発
      電気雷管・・・300発(脚線長4.5m)
電源:単一アル力リ乾電池X12本
充電電圧:EDD®(WP)・・・約2,090V
     電気雷管・・・約1,540V
寸法:284X424X277mm
重量:約12kg
結線力 ウ ン夕 一 KJT-20
結線カウンター
最大検査数:200発
電源:単三アル力リ乾電池X3本
検査電流:0.15mA
寸法: 170X80X40mm
重量:約0.5kg
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